
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールにおいて、フロントケースの加工ばらつき、 およびオイルシール圧入量ばらつき等の複合要因により、当該オイルシールの保持力が低下しているものがあります。 そのため、当該オイルシールが抜け出しエンジンオイルが徐々に漏れ、油圧警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、 エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがあります。
改善措置の内容
全車両、当該オイルシール取付部を点検し、オイル漏れが無い場合は、 フロントケースにオイルシール抜け止め用プレートを追加装着します。 なお、オイル漏れがある場合は、オイルシールを新品に交換するとともに、フロントケースに抜け止め用プレートを追加装着します。
三菱 リコール情報
http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/displayselect.do?orderno=12881